薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

おくすりの話

【市販薬シリーズ4】トランシーノⅡ(追記あり)

薬剤師夫婦/夫です。 今日は久々の市販薬シリーズ。 第4段は、『トランシーノⅡ』 【第1類医薬品】トランシーノII 240錠 発売日: 2014/03/10 メディア: ヘルスケア&ケア用品 有効成分はトラネキサム酸。 合成アミノ酸で、風邪で耳鼻科にかかった際、処方され…

【腎機能】想像以上に大切

薬剤師夫婦/夫です。 今日は腎臓について。 腎臓は人間の体の中の老廃物をろ過し、必要なものは再吸収、不必要なものは排泄し人間の恒常性を保つのに不可欠な働きをしています。 もし腎臓の働きが悪ければ、老廃物が長時間各臓器を循環し致命的なダメージを…

【漢方2】手足の冷え

薬剤師夫婦/夫です。 先日の回診同行にて。 「手先、足先の冷えがある。痺れや痛みは然程ないようだが、冷えを改善する漢方はないか。」 気虚なら、十全大補湯 瘀血なら、当帰芍薬散 血虚なら、温経湯 結果的には、十全大補湯に似た人参養栄湯になりました。…

【柔軟性】質より早さ

薬剤師夫婦/夫です。 連日変化のない日はありません。 こういう命にかかわる緊急事態では『質』ではなく『早さ』だと思っています。 質と早さが兼ね備えられていれば、それに越したことはありませんが、『今あるもの、今ある(正しい)情報、今ある知識』で、…

【記事】タイトルに騙されない

薬剤師夫婦/夫です。 新店舗に配属されもうすぐ3か月が経過します。 異動当初は、元々の配属店舗の方が忙しく、業務としては新店舗の方が楽になると言われていました。 しかし勿論そんなはずはなく、本来やるべき事をやり始めたら仕事は沢山ありました。 ス…

【情報】何が正しいのか

薬剤師夫婦/夫です。 今日は情報収集について。 理系学生なら一度は原著論文を読み、そこから得られる情報を吟味し考察し自分の見解を述べた経験があると思います。 今、その時の経験が生きる力となって必要となる時期にあると感じています。 具体的には、…

【回診同行】チーム医療への参画

薬剤師夫婦/夫です。 今日は最近メインの仕事について。 週一回、高齢者住宅の回診(医師の診察)に薬剤師として同行しています。 回診では患者さんの体調変化や治療の経過などを確認し必要な処置、治療を行います。 治療の中心的な役割を担うのは勿論医師です…

【やりがい】やりたい事とやるべき事

薬剤師夫婦/夫です。 新店舗の責任者として配属され、すでに1か月が経過しました。 責任者が入れ替わり立ち替わりする店舗だった為、在庫管理や店舗内のルールがあやふやで、細かいところを整えるのに毎日ギリギリまで残って仕事をしています。 可哀想なのは…

【剤形】ちょっとの違いが大違い

薬剤師夫婦/夫です。 今日はサラゾスルファピリジンについて。 長ったらしい名前ですが、薬物名です。 構造式をほぼそのまま言い表しています。 今回はその構造式についてではなく、実際に使われている剤形についてお話ししようと思います。 剤形とは薬の形…

【引越し完了】 新たなステージ

薬剤師夫婦/夫です。 2020年 明けましておめでとうございます。 今年もマイペースに更新していきますのでよろしくお願いします。 さて、本日の話題は環境の変化、新たなステージです。 私事ではありますが、会社辞令により新たな責任者として店舗を移る事に…

【心房細動】用量の決め方

薬剤師夫婦 夫です。 今日は心房細動について。 心房細動とは読んで字の如く、心臓の上の部屋である心房が細く震える病態です。 不整脈の一種で、自覚症状のある方もいればない方もいます。 自覚症状の有無に関わらず、薬物治療が必要となるのには理由があり…

【学会】年一の発表会で考えたこと

薬剤師 夫です。 今月は二週連続で薬剤師向けの学会に参加してました。 年に一回のビッグイベントです。 場所は山口県と兵庫県。 兵庫県は神戸で規模としては比較的小規模。 大学時代所縁の場所ですし、大阪からのアクセスは抜群なので気が楽です。 一方山口…

【発がんリスク】薬の自主回収

薬剤師 夫です。 今ニュースに取り上げられてる抗潰瘍薬のラニチジンについて。 アメリカの調査で原薬を同じくするラニチジン製剤で発がん性物質が検出されたとのこと。 日本でも数社のラニチジン製剤で発がん性物質が検出されました。 各メーカーの対応が急…

【相互作用】ロスバスタチンと胃薬

薬剤師 夫です。 今日は薬と薬の相互作用、飲み合わせについて。 標題の通り、ご質問があったのでお答えしました。 「ロスバスタチンを毎日朝食後に飲んでいるが、朝食前にムカムカすることがあり、一緒にキャベジンは飲んでも大丈夫?」 ロスバスタチンの添…

【不整脈】薬に出来る事出来ない事

薬剤師 夫です。 今日は不整脈について。 不整脈とは心臓の不規則な運動が原因で動悸やふらつきなどの自覚症状を伴ったり、脳塞栓など他の臓器に影響することのある疾患です。 大きくは頻脈性不整脈も徐脈性不整脈があり、前者は心拍数が通常より多く、後者…

【耳鼻科】めまい

薬剤師 夫です。 耳鼻科で処方されるめまいの薬について考察します。 ベタヒスチン錠6mg 3T分3毎食後 30日分 苓桂朮甘湯 7.5g 分3毎食前 30日分 西洋と東洋の薬を併用したシンプルな処方ですが、漢方については構成生薬の観点からシンプルとは言い難いです。…

【市販薬シリーズ3】中性脂肪の気になる方必見!!

薬剤師 夫です。 今日は市販薬シリーズ第三弾。 エパデールTは、2019年4月15日より要指導医薬品から第1類医薬品に移行されました。それに伴い、適正販売を徹底する為、販売条件も厳格化されました。 薬局などの名称および所在地をあらかじめ登録する。 適正…

【睡眠】半錠か一日おきかどっちがいいか

薬剤師 夫です。 今日は睡眠導入剤について。 患者さんからの質問 「少しずつ減らそうと思うが半錠にして飲む方がいいのか、一日おきに飲むのがいいのかとっちがいいの?」 なかなかの質問です。 経口ステロイドなどは漸減で中止することが有名です。 睡眠薬…

【市販薬シリーズ2】保湿剤

薬剤師 夫です。 今日はオススメの保湿剤をご紹介します。 【第2類医薬品】ヘパドロイド油性クリーム 50g 【第2類医薬品】ヘパドロイド油性クリーム 50g 出版社/メーカー: ASADAAME(浅田飴) 発売日: 2018/09/03 メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含…

【最新】鬱っぽくて悩んでるなら相談を。抗うつ薬の発達

薬剤師 夫です。 今日は抗うつ薬のお話です。 うつ病とは 抗うつ薬の使い方 少量から開始 速やかに増量 減量・中止は緩徐に 薬物治療 SSRI フルボキサミン パロキセチン セルトラリン エスシタロプラム SNRI ミルナシプラン デュロキセチン ベンラファキシン…

【市販薬シリーズ1】薬剤師の私が風邪をひいたら飲むのはコチラ‼︎

薬剤師 夫です。 市販薬シリーズ 第一弾 【第2類医薬品】ツムラ漢方内服液葛根湯 30mL×3 出版社/メーカー: ツムラ メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含むブログを見る 処方箋医薬品でも漢方はツムラが主流です。 クラシエ、小太郎など他の漢方製薬メ…

【風邪薬の飲み合わせ】アセトアミノフェンの重複による上限に注意

薬剤師 夫です。 今日はアセトアミノフェンについて。 風邪の時はよく処方されます。 市販薬にも成分を見ていただけるとよく目にするかと思います。 私もインフルエンザで39.0℃の発熱があった時は受診して熱を測ったその場でアセトアミノフェン(200)を2錠服…

【インフルエンザ】初感染から学んだこと

薬剤師 夫です。 私自身がインフルエンザに感染しました。 人生初感染です。四月という珍しい時期に。 あるプロ野球選手もこの時期に感染して2軍落ちしたそうです。 •••私も2軍落ちでしょうか。 ネガティブに考えるのはこのくらいにして。 旅の疲れとウイル…

【薬の効能効果】作用機序から理解する

薬剤師 夫です。 今日は様々な適応を持つ薬物について話そうと思います。 薬局に行くと、『今の症状を教えてください。』と書かれていることがあると思います。 薬局薬剤師にとって、初めて来局した患者さんの情報は処方箋と問診票だけです。 病状を把握する…

【漢方】基本的な考え方

薬剤師 夫です。 今日は漢方薬について。 おくすりは大きく、西洋医学と東洋医学で用いられる薬に分けられます。 後者は生薬成分を基とした漢方のことを指します。 現代の日本の医療では両者を併用する事が主流となりつつあります。 西洋医学の薬と異なり、…