薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

おくすりの話

【心房細動】用量の決め方

薬剤師夫婦 夫です。 今日は心房細動について。 心房細動とは読んで字の如く、心臓の上の部屋である心房が細く震える病態です。 不整脈の一種で、自覚症状のある方もいればない方もいます。 自覚症状の有無に関わらず、薬物治療が必要となるのには理由があり…

【学会】年一の発表会で考えたこと

薬剤師 夫です。 今月は二週連続で薬剤師向けの学会に参加してました。 年に一回のビッグイベントです。 場所は山口県と兵庫県。 兵庫県は神戸で規模としては比較的小規模。 大学時代所縁の場所ですし、大阪からのアクセスは抜群なので気が楽です。 一方山口…

【発がんリスク】薬の自主回収

薬剤師 夫です。 今ニュースに取り上げられてる抗潰瘍薬のラニチジンについて。 アメリカの調査で原薬を同じくするラニチジン製剤で発がん性物質が検出されたとのこと。 日本でも数社のラニチジン製剤で発がん性物質が検出されました。 各メーカーの対応が急…

【相互作用】ロスバスタチンと胃薬

薬剤師 夫です。 今日は薬と薬の相互作用、飲み合わせについて。 標題の通り、ご質問があったのでお答えしました。 「ロスバスタチンを毎日朝食後に飲んでいるが、朝食前にムカムカすることがあり、一緒にキャベジンは飲んでも大丈夫?」 ロスバスタチンの添…

【不整脈】薬に出来る事出来ない事

薬剤師 夫です。 今日は不整脈について。 不整脈とは心臓の不規則な運動が原因で動悸やふらつきなどの自覚症状を伴ったり、脳塞栓など他の臓器に影響することのある疾患です。 大きくは頻脈性不整脈も徐脈性不整脈があり、前者は心拍数が通常より多く、後者…

【耳鼻科】めまい

薬剤師 夫です。 耳鼻科で処方されるめまいの薬について考察します。 ベタヒスチン錠6mg 3T分3毎食後 30日分 苓桂朮甘湯 7.5g 分3毎食前 30日分 西洋と東洋の薬を併用したシンプルな処方ですが、漢方については構成生薬の観点からシンプルとは言い難いです。…

【市販薬シリーズ3】中性脂肪の気になる方必見!!

薬剤師 夫です。 今日は市販薬シリーズ第三弾。 エパデールTは、2019年4月15日より要指導医薬品から第1類医薬品に移行されました。それに伴い、適正販売を徹底する為、販売条件も厳格化されました。 薬局などの名称および所在地をあらかじめ登録する。 適正…

【睡眠】半錠か一日おきかどっちがいいか

薬剤師 夫です。 今日は睡眠導入剤について。 患者さんからの質問 「少しずつ減らそうと思うが半錠にして飲む方がいいのか、一日おきに飲むのがいいのかとっちがいいの?」 なかなかの質問です。 経口ステロイドなどは漸減で中止することが有名です。 睡眠薬…

【市販薬シリーズ2】保湿剤

薬剤師 夫です。 今日はオススメの保湿剤をご紹介します。 【第2類医薬品】ヘパドロイド油性クリーム 50g 【第2類医薬品】ヘパドロイド油性クリーム 50g 出版社/メーカー: ASADAAME(浅田飴) 発売日: 2018/09/03 メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含…

【最新】鬱っぽくて悩んでるなら相談を。抗うつ薬の発達

薬剤師 夫です。 今日は抗うつ薬のお話です。 うつ病とは 抗うつ薬の使い方 少量から開始 速やかに増量 減量・中止は緩徐に 薬物治療 SSRI フルボキサミン パロキセチン セルトラリン エスシタロプラム SNRI ミルナシプラン デュロキセチン ベンラファキシン…

【市販薬シリーズ1】薬剤師の私が風邪をひいたら飲むのはコチラ‼︎

薬剤師 夫です。 市販薬シリーズ 第一弾 【第2類医薬品】ツムラ漢方内服液葛根湯 30mL×3 出版社/メーカー: ツムラ メディア: ヘルスケア&ケア用品 この商品を含むブログを見る 処方箋医薬品でも漢方はツムラが主流です。 クラシエ、小太郎など他の漢方製薬メ…

【風邪薬の飲み合わせ】アセトアミノフェンの重複による上限に注意

薬剤師 夫です。 今日はアセトアミノフェンについて。 風邪の時はよく処方されます。 市販薬にも成分を見ていただけるとよく目にするかと思います。 私もインフルエンザで39.0℃の発熱があった時は受診して熱を測ったその場でアセトアミノフェン(200)を2錠服…

【インフルエンザ】初感染から学んだこと

薬剤師 夫です。 私自身がインフルエンザに感染しました。 人生初感染です。四月という珍しい時期に。 あるプロ野球選手もこの時期に感染して2軍落ちしたそうです。 •••私も2軍落ちでしょうか。 ネガティブに考えるのはこのくらいにして。 旅の疲れとウイル…

【薬の効能効果】作用機序から理解する

薬剤師 夫です。 今日は様々な適応を持つ薬物について話そうと思います。 薬局に行くと、『今の症状を教えてください。』と書かれていることがあると思います。 薬局薬剤師にとって、初めて来局した患者さんの情報は処方箋と問診票だけです。 病状を把握する…

【漢方】基本的な考え方

薬剤師 夫です。 今日は漢方薬について。 おくすりは大きく、西洋医学と東洋医学で用いられる薬に分けられます。 後者は生薬成分を基とした漢方のことを指します。 現代の日本の医療では両者を併用する事が主流となりつつあります。 西洋医学の薬と異なり、…