薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

おくすりの話

【訪問診療】同行が意味すること

薬剤師夫婦/夫です。 (奇跡的に割れなかったワイン) 数年前、初めて訪問診療同行をさせてほしいと会社に申し出た。 会社にとって、薬剤師にとって必要だと思ったから。 勿論会社で前例がないと良い顔はされなかった。 『余計な事を言い出しやがって』 と思っ…

【診療の側に】薬剤師の存在意義

薬剤師夫婦/夫です。 医療の目的は疾患を治療すること。 チーム医療は疾患に対して様々アプローチする。 アプローチ方法の決定は司令塔の医師。 指示を受けたコメディカル(患者含む)が実践する。 薬剤師は治療の武器となる薬物の適正使用に努める。 薬に関わ…

【2023年振り返り】断捨離

薬剤師夫婦/夫です。 今年も残すところ後少し。 今年は花粉症デビューの年だった。 来年からは抗ヒスタミン薬で対策を行う。 2023年を振り返る。 電子カルテへの移行〜十日恵比寿〜挨拶回り〜認定薬剤師の更新〜地域誌活動〜スポーツファーマシスト更新〜資…

【敷地内薬局】利益を追求する株式会社の限界

薬剤師夫婦/夫です。 今日は以下の記事に対する私の意見です。 やや感情的な部分はご容赦ください。 『アイン社長逮捕で改めて考える なぜ敷地内薬局がいけないのか』日経ドラッグインフォメーション https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/column…

【空気のような存在】薬剤師のあるべき姿

薬剤師夫婦/夫です。 医療において、医師は将軍。 これは私の持論でもあるが、ほぼ間違いないと思っている。 医師は、疾患という相手に対して、患者と看護師、コメディカルと協力して倒しにいく。 一人で戦える戦ではない事は優秀な医師ならわかっている。 …

【腎機能と残薬】疑義照会の内容

薬剤師夫婦/夫です。 病院でも薬局でも、薬剤師の仕事の一つとして疑義照会がある。 疑義照会とは、『医師の発行した処方箋の記載処方意図を明らかにし「重複投薬」「薬剤名」「用法」「用量」「薬物相互作用による禁忌」「投与日数」等の記載不備を発見し安…

【救急医】医療ドラマの世界

薬剤師夫婦/夫です。 常勤医ではない救急医が当院に来る機会がある。 夜間救急当番。 その地域の夜間救急医療を近隣医療機関と輪番制で担っている。 当院は慢性期病院であり、基本的に救急医療には対応していない。 ただ、この時だけは職員一丸となって普段…

誕生と終焉

薬剤師夫婦/夫です。 私の勤める病院は慢性期病院です。 長期療養が必要で、在宅復帰困難な方が多く入院しています。 見取りを目的としているわけではありませんが、地域の方々が最期を迎える場所として相応しく望まれる場所となれるよう日々精進しています…

【病院薬剤師】薬剤の適正使用について

薬剤師夫婦/夫です。 病院薬剤師として勤め始めて2ヶ月が経とうとしています。 この間、色々なことがありました。 前職の引き継ぎ、引越し、移転、体調不良etc. 仕事内容が何より大きく変わりました。 保険調剤ではなく、病院での薬物治療における薬剤適正使…

【ALS】希少疾病について考える

薬剤師夫婦/夫です。 今日は希少疾病について。 薬剤師として現場で働いていると、中にはとても珍しい病気で受診される方と関わることがあります。 これまでに2人とALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の治療に携わりました。 お一人は退院時カンファレンスから自宅…

【専門性】薬剤師が伝えるべきこと

薬剤師夫婦/夫です。 今日は一歩踏み込んだ事を考察しようと思います。 勤務先の上司と食事に行く機会があり、キャリアパスについて考えさせられる中で、『薬剤師の専門性とは何か』について自分自身を見つめ直していました。 これからの薬剤師にはより専門…

【地域差】普遍的なもの

薬剤師夫婦/夫です。 今日は薬剤師の仕事について。 薬剤師には医師の処方箋に基づき調剤する以外に『その処方が正しいかどうか』を『鑑査』する仕事があります。 薬学的観点からその処方が不適切と考えられる場合は医師に疑義照会して場合によってはその処…

【オーダーメイド】個々に合わせた状況判断

薬剤師夫婦/夫です。 個人在宅は患者さん個々のご自宅にお邪魔するので一つとして同じ状況、シチュエーションというものがありません。 先日伺ったお宅にて、(よくある事ですが)事前に情報がなかった服薬が発覚しました。 歯科にかかられた際、治療の為抗生…

【カルテ】医療機関同士なら共有すべき

薬剤師夫婦/夫です。 年度末は報酬改定の時期です。 この業界は1〜2年に一度国の定める保険の点数の改定があります。 多くの人が1〜3割の負担で医療を受けることができていますが、保険点数は国がきっちり定めており、薬局など保険薬局はその中のルールに従…

【問い合わせ】わからない事を薬局に聞く

薬剤師夫婦/夫です。 病院からの問い合わせで、「生理食塩水は褥瘡部位の洗浄に処方できますか?」 とありました。 思い浮かんだこと 『褥瘡の処置ということか。。。』 『そもそも今褥瘡の洗浄に生食使うのか?』 『最近新たなルールでもできたのか?』 『…

【無菌調剤】がんばろう、薬局でも行います

薬剤師夫婦/夫です。 クリーンベンチを用いた無菌調剤も薬局薬剤師の仕事です。 PCAポンプの為のシリンジへの充填を行いました。 クリーンベンチを使うのは大学の研究室での実験以来、無菌調剤はOSCE(大学5年次の客観的臨床能力試験)以来。 完全にリハビリ状…

【在宅支援薬局】外来メインとの違い

薬剤師夫婦/夫です。 今日は薬局のうち、在宅支援薬局=在宅メインと外来支援薬局=外来メインの違いについてまとめてみようと思います。 ざっとこんな感じでしょうか。 挙げてみると多くの点で違いがありました。 メインであって在宅支援でも外来はきますし、…

【3回目】n-1 だけど参考までに

薬剤師夫婦/夫です。 今日は個人的経験に基づく見解です。 医療従事者はそのリスクから一般の方よりも早く打ちます。 羨ましがられる方もいるかも知れませんが、データがない中、接種を躊躇う医療従事者も最初は少なくありませんでした。 『実験台じゃないか…

【残薬】いかに飲めてないかを薬局薬剤師は知らない

薬剤師夫婦/夫です。 今日はお薬の飲み残し、飲み忘れについて。 訪問専門薬局になってから、高齢者の飲み残しや飲み忘れがいかに多いかを痛感します。 さらに言えば、外来で調剤し薬を渡している薬局がどれだけ把握していないかを思い知らされます。 (私が…

【在宅専門薬局】調剤薬局の過渡期

薬剤師夫婦/夫です。 今年はこのブログの方向性をはっきりさせていこうと思います。 メインはこれまで通り夫である私が思ったことを投稿する雑記ブログですが、その中でも調剤薬局で働く薬剤師の方に向けた情報発信に重きを置いた記事を書いていこうと思いま…

【説明書には書いてない】医療の担い手として薬剤師が出来る事

薬剤師夫婦/夫です。 転職して2が月が過ぎ、毎日一杯一杯ですが、なんとか新天地での生活にも慣れてきました。 新しい職場は訪問がメインで、退院時カンファレンスや担当者会議にも多く出席します。 外来メインではなかなか機会がなかった分、今必死で吸収し…

【在宅支援薬局】外来はほぼゼロという事は

薬剤師夫婦/夫です。 薬局の形態にも様々あります。 総合病院のような大きな病院の前にある薬局や町のクリニックの隣やすぐ近くにある薬局など。 いずれも昨今の超高齢化社会において、在宅訪問(患者宅に出向き服薬指導を行う)を行なっている事が通常となっ…

【爪白癬】水虫を侮らない

薬剤師夫婦/夫です。 今日は爪白癬について。 水虫は真菌というカビの一種が主に足に感染する疾患です。 爪だけに感染し発症する事もあれば、足指の間や足裏に感染したものが爪に移行することで発症することも多くあります。 感染力はそれ程強くない為、お風…

【疑義照会】薬物の適正使用

薬剤師夫婦/夫です。 今日は薬局薬剤師が行う疑義照会について、最近あった事例をみながら考えたいと思います。 疑義照会とは 薬局薬剤師の視点 事例報告 薬薬連携 処方箋の内容で疑わしい点がある場合はこれを解決してからでなければ調剤してはならない。 …

【医療従事者】何の為にはたらくのか

薬剤師夫婦/夫です。 先日は大切な報告がありました。 悩みはしましたが、結論はすぐに出ていたので悔いはありません。 むしろ環境を変えるきっかけをくれた妻とお腹の子に感謝です。 正直、『終身雇用の時代ではない』『薬剤師は資格職だから仕事には困らな…

【熱量】Webでも伝わる研修の質

薬剤師夫婦/夫です。 今日は最近受けた研修について。 テーマは『ジェネリック医薬品』 睡眠薬混入事件によって、医薬品メーカー、特にジェネリック医薬品メーカーには世間から厳しい目が向けられています。 信頼を得るのは莫大な時間がかかりますが、失う…

【最優秀賞】全ての人に感謝

薬剤師夫婦/夫です。 新年のオンライン会議にて、社内表彰がありました。 結果は最優秀賞。 去年の働きを高く評価頂きました。 全く予想外(表彰がある事自体)だったので驚きのあまり受賞後の挨拶では思いつくままにしか話ができず、慌ててしまいました。 ふ…

【リウマチ】薬物治療の移り変わり

薬剤師夫婦/夫です。 今日は関節リウマチ(RA)について。 名前は耳にした事があると思います。 関節が腫れて曲がらなくなるんでしょ? などと詳しくご存知の方もいるのではないでしょうか。 関節リウマチは膠原病の一つで、自己免疫疾患です。 有病率は0.5〜…

【適正使用】効果が期待できる用量

薬剤師夫婦/夫です。 今日は薬の用法用量について。 薬には決まった用法用量があります。 多ければ良いものでもありませんし、少なくても期待する効果が得られなければ治療をする意味がありません。 今日は用法用量について、医師に確認の電話=疑義照会を…

【褥瘡】足の処置

薬剤師夫婦/夫です。 今日は在宅訪問について。 薬局薬剤師は薬局にいて薬を渡すだけではありません。 施設や個人宅を訪問し、『居宅療養管理』を行うことも増えてきています。 今日は訪問日で個人宅にて服薬管理を行ってきました。 毎週訪問していると親し…