薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【在宅専門薬局】調剤薬局の過渡期

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

今年はこのブログの方向性をはっきりさせていこうと思います。

 

メインはこれまで通り夫である私が思ったことを投稿する雑記ブログですが、その中でも調剤薬局で働く薬剤師の方に向けた情報発信に重きを置いた記事を書いていこうと思います。

 

私は2021年9月に所謂巷によくある調剤薬局から在宅専門薬局に転職しました。

 

わかりやすく一番の違いは薬局にいる時間です。

 

転職前はお昼休みもいつ来るかわからない外来患者に対応するため薬局から離れることはありませんでしたが、今は逆にほとんど薬局にいません。

 

処方された薬を患家に届けるためです。

 

持っていくだけではなく、介護保険を使った居宅療養管理指導のための服薬管理をお手伝いするためです。

 

カレンダーやお薬カセット、卓上カレンダーなどを使って患者個々人に合った管理方法をお手伝いします。

 

処方されるお薬も外来とは違い、輸液やPCAポンプ、経腸栄養剤など無菌調剤が必要になることも多々おります。

 

抗がん剤治療をされてた方の鎮痛のため、麻薬が処方されることも頻繁にあり、適正使用のための指導は欠かせません。

 

通常の調剤薬局では知り得なかった在宅に特化した薬局での仕事内容をこれから細かく発信していこうと思います。

 

薬学生の中には、病院に行って知識を蓄えたいと思いつつ、奨学金返済のために給料のより高い調剤薬局やドラッグストアを選ばざるを得ない方もいると思います。

 

そんな方に【在宅専門薬局】という選択肢もあることを知ってもらえると嬉しく思います。

 

6年調剤薬局で働いて、『これは在宅専門でないと知ることはなかった』と言うことがこの短期間でも沢山ありました。

 

薬の知識で薬剤師にとっていらない知識はありません。

 

『調剤薬局で働いてるから注射のことは知らなくていい』とか『輸液の調整方法も興味がない』と避けていてもこの調剤薬局過渡期の時代にこれから先そんな姿勢で生き残っていけるとは思えません。

 

正直、これから生き残る薬剤師は【病院経験があり知識のある薬剤師】【薬局業界に精通したマネジメント力のある薬剤師】だと思っています。

 

自分にプレッシャーをかけるためにもこれから日々知識の探究に努めようと思います。

 

自己紹介↓

note 興味のある方は是非 途中まで無料

https://note.com/yakuzaishiff/n/n5a512cef6367