薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【恩返し】オヤジとオジ

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

今日は備忘録として。

 

私の祖父は田舎の港町の医師でした。

 

幼少期に亡くなりましたが、小さい頃は顔立ちが似ていたので近所の人から「先生が小さくなったかと思った」と冗談を言われるが多くありました。

 

そんな祖父に代わって可愛がってくれたのが母の従兄弟にあたるオジです。

 

その人がいなければ今の私はいませんし、社会人になった今もなおお世話になり続けています。

 

父は子どものしつけに厳しく、社会に出て『しっかりしてるね』『礼儀ができてる』などと褒められる度に父のお陰だなと心の中でこっそり感謝しています。

 

オジには逆に叱られたことがありません。

 

決して甘やかされてた訳ではなく、ひたすら応援してくれていました。

 

大学進学が決まった時、オジは眼の手術をしていて大変な状況でした。

 

病室にお見舞いに行って進学の報告をした時、辛い体を起こし、何も言わずに力強くハイタッチをして手を強く握りしめてくれました。

 

何も言われなくても喜んでくれているのを感じました。

 

期待してくれていた結果ではありませんでしたが、『これで良かった』と思わせてもらえたのは救いでもありました。

 

その後も金銭面含め沢山助けてもらいました。

 

最近になって、同じ祖父をもつ従兄弟に、『オジも高齢になってきている』と言われ、気付かされました。

 

いつまでも若いと思っていたオジは父よりひと回り上です。

 

私は一刻も早く恩返しをしなければなりません。

 

幸い3人の子どもに恵まれたので孫のように可愛がって多少親孝行になってるかもしれませんが、私自身何かできているわけではありません。

 

これまでの人生、その時々で色々考えて取捨選択してきた私ですが、また大きな決断をしようと思っています。(いつ何が起こるかわからないことをここ3年で思い知らされた)

 

勿論家庭を持つ身としては、妻や妻の大切な人達の気持ちも考える必要があります。

 

決断に関して様々意見があると思いますが、私は私の意志で悔いのない人生にします。

 

難しい選択ですが、皆んながワクワクして楽しい人生になるように。

 

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何かを犠牲にする訳ではなく、より良い選択ができるように日々感謝を積み重ね精進します。