薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【想像力】妄想が現実に影響する

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

身近な人が亡くなる経験をしたのは20歳を過ぎてからです。

 

それまでは人が亡くなる事自体少なく、亡くなってもあまり実感がなく、わかっているようでわかっていませんでした。

 

死後の世界は誰にも分かりません。

 

誰もそれを経験していないから。

 

経験していたらこの世にいません。

 

臨死体験と言っても脳が作り出すものであり、脳が生きているなら死後の世界ではありません。

 

(当然の事ですが、理解できてない人が多い。)

 

ただ想像力を働かせて予想する事はできます。

 

(自由です。)

 

人間の想像力は時に現実を変えることができると思っています。

 

母方の祖父は近しい間柄で早くに亡くなった唯一の人です。

 

今はもう声すらあまり思い出せなくなってます。

 

私はその祖父が大好きでした。

 

よく可愛がってもらったことを覚えています。

 

中学、高校に上がって進路を迷った時、よく祖父に話しかけてました。

 

『おじいちゃんならこう言うんじゃないか。』『おじいちゃんがこれを聞いたら喜ぶだろう。』など。

 

最終的にはおじいちゃんと同じ医療の世界に飛び込みました。

 

同じ職に就くことはできなかったけど、少しは喜んでくれているんじゃないかと勝手に思ってます。

 

これも想像力。というより妄想です。

 

私は幼稚園の運動会のかけっこでぶっちぎりの一番で走っていたところ、目立つのが嫌でわざと二番になったことがあります。

 

それは小学校でも変わらず、目立たないように狙って二番になろうとしていました。

 

これは最近思うに、元来の私の素質、性質です。

 

真の実力者は一番を譲って目立たず陰でサポートする。

 

スラムダンクで言うと宮城リョータ、サッカーで言うと遠藤のようなMF。

 

そんな人に憧れてた気がします。

 

薬剤師という職はそれにあたるのではないか。

 

真の実力者かどうかは置いておいて、陰でサポートするという面では正しくそれに該当すると思っています。

 

そんな職に就くことができたのは、亡くなった祖父のお陰です。

 

一番私に合った職だと実感もしてます。

 

これからは職に拘らず、陰でサポートする私本来の性質を存分に発揮できるような場で躍動しようと考えています。

 

これまでの知識と経験が活かせるならそれに越した事はありませんが。

 

長いようで短い人生、悔いなく着実に進みます。