薬剤師夫婦/夫です。
ワニが話題になった後にこのタイトルは感化されたと思われて仕方ないと思いますが、一応以前から下書きに置いてたストックのうちの一つです。
ここ2年ほど身近な人の死を目の当たりにすることが多く、生き方や死に方を考える機会が増えていました。
どういう生き方をしたら自分の理想とする死に方ができるのか。
最期(死に方)を決めることで生き方が決まるとある本に書いてました。
話は少し脱線しますが、数年前、私達の結婚式をするにあたって、式場担当の方から「おふたりの大切な人たちが一堂に会するのは結婚式とお葬式だけです。」と言われハッとさせられたことを思い出します。
自分が参加して祝福されるのは結婚式だけ。
お葬式は主役ですが参加できません。(基本的には)
今ではあの言葉があったお陰で悔いのない結婚式が挙げられたと大変満足しています。
では結婚式を終えた今、子供もできて家族の生活が当然のように始まっている中で、死を意識して『理想とする葬式に向けて』準備できているかと聞かれればなかなかそうはいきません。
どのようにしてその日を迎えるか。
おそらく私は妻や子供よりも先に逝くと思います。
まず第一(大前提)は『健康で長生きすること』で妻や子供の安心させてあげたいと思っています。
その為に適正体重を維持して、適度な運動、野菜を中心に(妻が作ってくれるもの)体にいいものを摂って健康を維持するように努めています。
二つ目は家族が安心して生活できるだけの『貯えを残しておきたい』です。
具体的な金額やどのような形の資産として残すのがいいのかまだ決めかねていますが、とりあえず今は薬剤師として、回診同行などスキルアップにはこれ以上ない経験をできる環境にいるので、未来につながる仕事ができていると考えています。
三つ目は『満足いく人生だった』と心から思えるように行いを善くしておきたいです。
卑怯なこと、理不尽なこと、人をだますこと、自分のことしか考えない行動をしていて、死ぬ直前に『いい人生だった』と思えるはずがありません。
誰かに憎まれて死ぬより、惜しまれて死ぬことを望みます。
オリンピックメダリストの言葉「自分で自分を褒めてあげたい」自分の考えや行動にウソ偽りなく、情熱のままに、そして誰かの為に自分の人生を全うすることができて初めて自分で自分を褒められる人生が歩めると思います。
そして時代も大きく変化しています。
今日、志村けんさんが亡くなりました。
沢山の笑い提供し、お手本のような生き方をされた方だと思います。
この先の見えない状況でも、必ずプラスに転じて笑いがあることを信じて、上から見守る人達に恥じない生き方をしていきます。
志村けんさん、長い間ありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。
まとまりのない文章になりましたが、とにかく『今』にフォーカスして、変化を恐れず、感謝の気持ちを大切に恩返しの人生を少しずつ進んでいこうとブログを書きながら決心した次第です。