薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【薬学部】国家資格を持つということ

 

薬剤師 夫です。

 

今日は薬剤師についての話をします。

 

大学紹介

 

私達の出会った大学は総合大学です。

 

薬学部だけでなく、文系の学部生も沢山いました。

 

薬学部は基本的に閉鎖的です。

 

2年からは専門科目がメインとなり、他学部との交流は多くありません。

 

正直、夢のキャンパスライフとは程遠い勉強漬けの毎日です。

 

一日6時間は必ず講義があり、他学部と比べると明らかに勉強量は多くなります。

 

ただし、そんな気の毒な薬学生は他学部から一目置かれる存在であり、様々な面で優遇されるのでその点ではストレスフリーです。

 

薬剤師夫婦の馴れ初め

 

3年生の時の学内実習班が同じになった事をきっかけに二人で遊びに行くようになり、お付き合いする事になりました。

 

班員にも恵まれて今でもその時の班のメンバーとは交流かあり、定期的に集まったり遊んだりしてます。

 

薬剤師 妻は学年でトップの成績、薬剤師 夫は平凡な成績だったので、成績格差がありましたが、二人で仲良く一緒に勉強していました。

 

薬学部について

 

薬学部に入学するのは(大学を選ばなければ)難しくありません。

 

高校で真面目に勉強して保護者からの金銭的支援などの理解が得られれば入学できます。

 

(アメリカの大学同様)進級卒業することの方が何十倍も難しいです。

 

そして一度留年すると簡単に2回3回留年したり卒業延期になり、学費が余計にかかってしまいます。

 

薬剤師とは

 

とてもやりがいのある仕事です。

 

力仕事が少なく(一部、経腸栄養剤などは重い)、繊細で頭を使う仕事なので女性には特に魅力的な仕事だと思います。

 

国家資格を持つことで社会的な評価を得ることもできます。

 

一度とった国家資格は一生ものです。

 

薬剤師の仕事は薬局、病院、製薬会社など、活躍の場は多く、人からはとても感謝される仕事です。

 

薬局に我々は勤めていますので、薬局薬剤師の仕事をご紹介します。

  1. お薬の書かれた処方箋を確認します。
  2. 処方内容に問題はないか、その患者さんに対して最適な薬物治療であるかを確認します。
  3. 保険調剤の場合、レセプト請求の為の記録を作り、薬を準備します。
  4. 処方箋の薬と実際の薬に相違がないか、処方内容に問題がないかも再度行います。
  5. 患者さんとお話をして処方内容に間違いや問題がないか確認します。
  6. 問題があれば発覚した時点で医師に疑義照会をして薬物治療を適正化します。

ざっくり流れを列挙するとおおよそこのようなところです。

 

薬局薬剤師は薬物治療の最後の砦と呼ばれる位置付けで日々医療に携わっています。

 

総括

 

薬剤師を目指して薬学部入学を検討している方にアドバイスがあるとすれば、

 

『油断せず真面目に取り組めば仲間もできるし楽しいことが沢山待ってます』

 

大学では1年生の頃から勉強に追われる日々を過ごし、4年生には研究室に配属され実験生活が始まり、5年生には現場で実習を行い、6年生で学会発表や卒業論文、卒業試験に加え、国家試験に向けた勉強もしなければなりません。 

 

一般的な輝かしいキャンパスライフとはかけ離れていることは覚悟してください。

 

それでも『薬学部に入りたい』『薬剤師になりたい』と思ってくれれば、きっと後悔のないキャンパスライフを送ることができます。

 

そして一生ものの薬剤師免許が手に入ります。

 

免許をとってから使うか使わないかはあなたの自由です。

 

何か質問などあれば気楽にコメント欄などからメッセージお待ちしてます。