薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

おたふくかぜワクの接種間隔とスケジュール

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

 

 

 

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おたふくかぜワクは皮下注

 

 

 

おたふくかぜワクは、生ワクであり皮下注で接種する。添付文書上も「通常、皮下に接種する」と明記されており、筋肉内や静脈内への投与は禁忌である。特に静注は絶対に避けなければならない。

 

 

 

生ワクの接種間隔

 

 

 

おたふくかぜワクは麻しん風しん混合ワク(MR)、水痘ワク、BCGなどと同じ「生ワク」に分類される。このため、生ワク同士を接種する際には27日以上(4週間以上)の間隔を空ける必要がある。一方、不活化ワク(インフルエンザ、肺炎球菌、四種混合など)は間隔を空けずに同時接種が可能である。

 

 

 

接種回数と推奨スケジュール

 

 

 

おたふくかぜワクは任意接種であるが、日本小児科学会は2回接種を推奨している。1回接種では十分な免疫を得られない場合があるためである。

 


1歳時:1回目接種
小学校入学前(5〜6歳):2回目接種

 

 


また、同じおたふくかぜワクを2回接種する場合も、最低27日以上の間隔を空ける必要がある。

 

 

 

他ワクとの兼ね合い

 

 

1歳の時期には、MRワク、水痘ワク、おたふくかぜワクが接種候補となる。これらはすべて生ワクであるため、同時接種するか、27日以上の間隔をあけて順番に接種する必要がある。

その後、年長児ではMR2回目、水痘2回目、おたふくかぜ2回目、日本脳炎追加といった「ブースター接種」が集中する。この時期も、生ワクの間隔ルールを守ることが重要である。

 

 

 

まとめ

 

 

 

おたふくかぜワクは皮下注で接種する。
筋注や静注は禁忌である。
生ワク同士は27日以上の間隔をあける必要がある。
1歳で1回目、小学校入学前に2回目の接種が推奨される。

 

 


正しい接種間隔を守ることは、予防効果を最大限に発揮するために欠かせない。スケジュールを立てる際には、かかりつけ医と相談しながら計画的に接種を進めることが望ましい。