薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【潜在意識】頭で考えていては遅い

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

備忘録として。。。

 

私は中学・高校とバスケットボール部に所属していました。

 

高校は男子校でもあり、バリバリの体育会系です。

 

ふと当時の習慣で思い出したことがあり、それは30代後半になった今でも身についている事だと気付いたことがありました。

 

ーーー

 

公式戦や練習試合になると他の高校や公共施設でバスケットをすることがあります。

 

その前日になると、練習後にコーチの周りに集合し、低学年で荷物持ちの役割分担を決めます。

 

救急箱、ボール、滑り止め、作戦盤、給水ボトルなど。

 

決め方は挙手性🙋‍♂️で唐突に始まります。

 

「はい、作戦盤!」「じゃあお前!」

 

「つぎ、ボール!」「じゃあお前!」

 

・・・

 

勿論、荷物には各々、重いもの、軽いもの、持ちにくいものがあります。

 

そうなると、気持ちとしては全員『持ちたくない。』『作戦盤が良い。』『救急箱は嫌だ。』となる訳です。

 

ただその荷物決めにおいて、そんな気持ちが少しでも見え隠れして挙手が少しでも遅れると

 

「お前、やりたくなさそうだな。お前救急箱。」

 

となります。

 

要は頭で考えていたら一番望まない形に強制的になるのです。

 

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結果、荷物決めの時は全員がその荷物が何であろうと、「はい!はい!はーい!自分がやります!」と積極的で元気な声が体育館中に飛び交ってました。

 

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先日、職場の理事長に呼ばれ、「セミナーの講師に当院から1人派遣が必要になった。やってみないか。」

 

と言う話がありました。

 

私はすぐに「やります。」と答えたところ、「お、積極的で良いね。じゃあ任せた。」と言われ、その場にいた先輩からは「よくそんな即答できたね。医師会の講師なんて普通二の足踏むよ。」と言われました。

 

確かに頭で考えれば『面倒だな。』と思うのは確かですし、自分も例に漏れません。

 

ただ、これは自分の中に潜在的に『面倒と感じる事には自分から飛び込むのが最善策』という考え方が身についているからなのかもしれません。

 

そして結果として、この機会を得た私は、引き受けなかった私とは比べ物にならない知識と経験を得ることができたのです。

 

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チャンスはいつ訪れるかわからない。

 

それを掴み取る準備、習慣を身につけておく。

 

お金では買えない学びでした。

 

え?ただの社畜じゃんって??

 

やかましわ!!