薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【生きやすい】医療従事者として

 

薬剤師夫婦/夫です。

 

今日は漠然とした話題ですが、お付き合いください。

 

世の中には色々な仕事、沢山の役割を持った人がいます。

 

各々が『人の役に立つこと』を目標とし、生業にしていると思います。

 

お笑い芸人も、医者も、専業主婦(主夫)も、コンビニ店員も、会社経営者も、薬剤師も。

 

この世で人の役に立つことをしていれば相当な対価を得て、お金を(正当に)稼ぐことができます。

 

その中で、お世辞にも人の役に立ってるとは考えにくい方法でお金を稼ぐ人もいれば、明らかに人の役に立つ仕事をして対価を得ている人がいます。

 

後者の典型が医療従事者です。

 

医師は人より多くの知識で人の健康を守り、薬剤師は薬の知識、ヘルパーさんは介助の知識で命を助け生活を助けます。

 

側から見ればヘルパーさんは人の便の始末をして大変な仕事をしているにも関わらず相当な対価を得てないと感じる方もいるかもしれません。

 

では、その人の人生を振り返った時に、果たしてそれは正当な評価ではないとする事ができるのでしょうか。

 

医師になる為に青春時代を犠牲にして、遊びたい気持ちを抑え医師になり、病気に苦しむ人を助けたい気持ち(動悸は様々だと思うが)で日々勉強を取り組んだ人と、勉強しなかったとは言わずとも、医師になった、医師国家試験に合格した人ほど犠牲を払わなかった人、遊びたい時に遊び、青春を謳歌した人では将来の収入に差が生じ、評価に差が生じるのは自然であり、少なくとも私はそれを受けいれたいと思います。

 

このような考え方だと医療従事者という括りでみると、人の健康を守る医療の仕事をする中で、これまでの人生で培った知識と経験が対価になるのはわかりやすいのではないかと個人的に思っています。

 

医師になりたかった薬剤師が医師ほど収入が得られないのは、能力が足りなかった可能性もありますが、努力が足りなかったと考えると、比較的生きやすくなると考えています。

 

努力、犠牲の比重だけ、責任の思い医療従事者となり、相当の対価を得る。

 

とてもわかりやすい業界ではないかと改めて思った次第です。