薬剤師夫婦/夫です。
人手不足は場所や業界によって様々だと思うが、今の日本において人が充足しているのはごく一部ではないだろうか。
当院でも人手不足は日常で、あらゆる手段でそれを解消しつつ組織運営をしている。
よくある手段として、技能実習生(呼び方は様々議論あるが)の導入、受け入れ。
期間限定ではあるが、特定の期間は必ず組織に従事してくれる。
個人的な感覚として、その数は(技能実習生として)固定して考えるべきであり、間違っても『この人は組織に残ってくれるだろう。』と期待してプラスしてはいけないと思っている。
むしろ、期間を終えれば居なくなる事を前提に人材確保に動くべきだと考えている。
このシステムは業界問わず応用できると思う。
私の身近で言うとバスケチームの運営🏀
40代を中心としたチームに20代の若い世代は入りにくい。
ただ若い世代をチームに迎えなければチームの存続は難しい。
『入りたい人が入れば良い』『若い世代の気持ちを考えよう』『バスケをする場所があれば良い』
40代の思惑も様々あるが、何れも儚い期待。
システムとして存続できる仕組みがなければ持続可能、望む未来とはならない。
技能実習生を応用するなら、【元となる組織】つまり、【高校バスケ部OB,OG会】と協働すること。
例えば、高校を卒業しOB,OG会に入った(ここは強制力あり)大学生の内、3名を選手登録し2年間試合に出場してもらう。
登録料や参加交通費は全てOB,OG会負担。
大学生の手出しは限りなくゼロにする。
大学生でも部活には入りにくい、サークルのレベルが合わない等不満のある人は少なくない。
さらに学生でお金がない状況を負担してくれるとなるとメリットは大きい。
バスケチームのメンバーとしても不確実な所にお金をかけるのは納得しにくいが、チームの存続がそれで叶うなら負担を惜しまないのではないか。
今の不満を垂れ流すより持続可能な形(システム)を構築して実行する方が、組織の大小に関わらず健全だと思う。