薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

花粉症のくすりの違い

 

薬剤師 夫です。

 

今日は抗ヒスタミン薬についてお話しします。

 

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抗ヒスタミン薬をお渡しする時は常に、この表を頭に置きながら患者さんとお話しします。

 

抗ヒスタミン薬は次から次へと改良され、今では理想の抗ヒスタミン剤に近づきつつあります。

 

この表で行くと、フェキソフェナジンPSE 配合剤が最も理想に近いくすりとなりますが、

このPSE:プソイドエフェドリンは抗ヒスタミン薬とは別成分で、鼻詰まりが酷い時に処方されます。

副作用として、寝つきが悪くなったり、動悸がしたりする可能性があります。

 

既存の薬物の光学異性体(鏡で映したもの同士のことで科学的性質が異なる)のうち、眠気の原因となる方を抽出し、排除する事で理想に近い薬物にしてみたり、抗ヒスタミン作用に加えてその他のアレルギー反応物質をブロックする作用をもつものを開発したりしてこの系統の薬は進化を続けています。

 

製剤的工夫も進み、抗ヒスタミン薬の貼付薬も承認され、もうすぐ長期解禁(14日投与制限の解除)がなされます。

 

最近、車の事故が続いてますが、このジャンルのくすりは副作用として眠気は切っても切れない関係性にあります。

 

眠気の注意レベルには3段階あり、

❌車の運転に従事させないように注意すること

🔺車の運転などの操作は注意させること

⭕️特に記載なし

 

⭕️だからと言って絶対安全であるとは限りません。花粉症の症状として眠気の出る方もいるので、症状の出ている間は注意が必要です。

 

以上、抗ヒスタミン薬の概要でした。

 

細かな比較は追々記事にしていけたらと思っています。