薬剤師 夫です。
今日は漢方薬について。
おくすりは大きく、西洋医学と東洋医学で用いられる薬に分けられます。
後者は生薬成分を基とした漢方のことを指します。
現代の日本の医療では両者を併用する事が主流となりつつあります。
西洋医学の薬と異なり、一つの成分の働きに着目するのではなく、生薬成分の相互作用による体質改善を主な作用とするのが漢方です。
有名なものだと、芍薬甘草湯は筋肉の痙攣(けいれん)→こむら返りに効果的であることが知られており、5分程度で効果を発現する即効性もある大変便利な漢方です。
漢方は基本的に構成生薬の種類が多いと遅効性、構成生薬が少ないと即効性である事が多く、漢方を飲まれる際は参考にされると良いでしょう。