薬剤師夫婦の日常

子供のことや薬の話

【死に方】死に方を考えると生き方が決まる

薬剤師夫婦/夫です。 ワニが話題になった後にこのタイトルは感化されたと思われて仕方ないと思いますが、一応以前から下書きに置いてたストックのうちの一つです。 ここ2年ほど身近な人の死を目の当たりにすることが多く、生き方や死に方を考える機会が増え…

【回診同行】チーム医療への参画

薬剤師夫婦/夫です。 今日は最近メインの仕事について。 週一回、高齢者住宅の回診(医師の診察)に薬剤師として同行しています。 回診では患者さんの体調変化や治療の経過などを確認し必要な処置、治療を行います。 治療の中心的な役割を担うのは勿論医師です…

【やりがい】やりたい事とやるべき事

薬剤師夫婦/夫です。 新店舗の責任者として配属され、すでに1か月が経過しました。 責任者が入れ替わり立ち替わりする店舗だった為、在庫管理や店舗内のルールがあやふやで、細かいところを整えるのに毎日ギリギリまで残って仕事をしています。 可哀想なのは…

【剤形】ちょっとの違いが大違い

薬剤師夫婦/夫です。 今日はサラゾスルファピリジンについて。 長ったらしい名前ですが、薬物名です。 構造式をほぼそのまま言い表しています。 今回はその構造式についてではなく、実際に使われている剤形についてお話ししようと思います。 剤形とは薬の形…

【引越し完了】 新たなステージ

薬剤師夫婦/夫です。 2020年 明けましておめでとうございます。 今年もマイペースに更新していきますのでよろしくお願いします。 さて、本日の話題は環境の変化、新たなステージです。 私事ではありますが、会社辞令により新たな責任者として店舗を移る事に…

【引越し】賃貸の利点

薬剤師夫婦 夫です。 この12月から大阪は箕面市に引っ越します。 子供にとっては今回が初めての引越しで、もう今の場所はおおきくなったら記憶にないかもしれません。 私自身何度も引っ越しを経験しましたが、慣れれば転々とするのも悪くありません。 一箇所…

【心房細動】用量の決め方

薬剤師夫婦 夫です。 今日は心房細動について。 心房細動とは読んで字の如く、心臓の上の部屋である心房が細く震える病態です。 不整脈の一種で、自覚症状のある方もいればない方もいます。 自覚症状の有無に関わらず、薬物治療が必要となるのには理由があり…

【学会】年一の発表会で考えたこと

薬剤師 夫です。 今月は二週連続で薬剤師向けの学会に参加してました。 年に一回のビッグイベントです。 場所は山口県と兵庫県。 兵庫県は神戸で規模としては比較的小規模。 大学時代所縁の場所ですし、大阪からのアクセスは抜群なので気が楽です。 一方山口…

【発がんリスク】薬の自主回収

薬剤師 夫です。 今ニュースに取り上げられてる抗潰瘍薬のラニチジンについて。 アメリカの調査で原薬を同じくするラニチジン製剤で発がん性物質が検出されたとのこと。 日本でも数社のラニチジン製剤で発がん性物質が検出されました。 各メーカーの対応が急…

【相互作用】ロスバスタチンと胃薬

薬剤師 夫です。 今日は薬と薬の相互作用、飲み合わせについて。 標題の通り、ご質問があったのでお答えしました。 「ロスバスタチンを毎日朝食後に飲んでいるが、朝食前にムカムカすることがあり、一緒にキャベジンは飲んでも大丈夫?」 ロスバスタチンの添…

【連休】フェリーの旅〜大分〜熊本〜鹿児島

薬剤師 夫です。 仕事は連休をもらって私の母の実家がある鹿児島にフェリーで帰ってきました。 1日目 (さんふらわあ こばると号のデッキから) 初日のみ曇ってはいましたが、終始雨にも降られず天候に恵まれました。 目的はひいばぁば(私の祖母)の容態があま…

【不整脈】薬に出来る事出来ない事

薬剤師 夫です。 今日は不整脈について。 不整脈とは心臓の不規則な運動が原因で動悸やふらつきなどの自覚症状を伴ったり、脳塞栓など他の臓器に影響することのある疾患です。 大きくは頻脈性不整脈も徐脈性不整脈があり、前者は心拍数が通常より多く、後者…

【調剤薬局】一人薬剤師

薬剤師 夫です。 調剤薬局で働いていると一人薬剤師の薬局に勤めることが少なからずあると思います。 通常、この業界における一人薬剤師とは、調剤薬局に一人の薬剤師を配置して、その他薬剤師資格がなくてもできる業務を受付事務の方に手伝ってもらい業務に…

【ドラクエ映画】一人の時間を有意義にする方法

薬剤師 夫です。 妻と子供が妻の実家に帰っているので、一人でしかできないことを考えてやるようにしてます。 今日は一人映画に行ってきました。 チケットはネットで予約。 みた映画はコレ。 私はドラクエをしたことはありません。 ドラクエだけでなく、ゲー…

【耳鼻科】めまい

薬剤師 夫です。 耳鼻科で処方されるめまいの薬について考察します。 ベタヒスチン錠6mg 3T分3毎食後 30日分 苓桂朮甘湯 7.5g 分3毎食前 30日分 西洋と東洋の薬を併用したシンプルな処方ですが、漢方については構成生薬の観点からシンプルとは言い難いです。…